観戦おじさんの意見

R6sに対する個人の見解を文に起こしたものです。

R6sで勝つために必要な要素とは...➀

 


この記事を読むにあたって

初めまして!SYATEM e-SportsというチームにR6s部門のコーチとして所属していますヘックスというものです!
この記事はこれからR6sというゲームを始めようと思っている方や成長が感じられず伸び悩んでいる方に向けて書いたR6sというゲームにおいての勝つための基本要素について説明したものになっています。
あくまで基本要素ですので難しいことに関しては今回は書いていませんがどれもR6sにとっては重要な要素ですので経験者の方も初心に帰る意味で記事を見ていただけると幸いです💕

 

R6sで大事な5大要素

僕は6年ほどこのR6sというゲームをやってきて試合に勝つうえで大事な要素が他のFPSに比べとても多いなと常日頃感じていました。その中でも特にこの点は大事だなと思ったことを5つ紹介させていただきます。

個人力
 FPSはどんなことよりも最終的には個人力が影響してきます。
ここが成熟していなければ他の項目も意味がありません。

連携力

個人力がある5人が集まってもここができていなければランク的には格下のチームに負ける可能性は十分にあります。つまりここをいかに強くできるどうかがラウンド内のチームの勝敗に大きく影響してきます。

作戦

主にチームの色が一番出やすい場所です。チームスポーツにおいての作戦は相手とのかみ合い次第では試合前に勝敗を分ける可能性すらあります。

環境

スポーツなどでは重要視されている選手周りの環境などですが、R6s及びFPS全体的に大型のチーム以外はあまり選手のケアなどがされてないように感じられます。試合などで選手がパフォーマンスを最大限に出すという点では一番大事な項目ではないかと思います。

練習法

 練習なくして成長は得られません。最初の個人力の話につながってくるのですが、まずは土俵に立つ力を持っていないと相手に簡単に押し倒されてしまいます。千里の道も一歩からです。

 

この5つはこの先どんな形でゲームが変わろうが切っても切れないほど深く関わってくる要素だと感じています。この要素たちの中にも大事な要素がたくさん詰め込まれているので一つずつ見ていきましょう!

 

個人力

個人力は自分やチームすべての物事を決めてしまうといってもいいFPSにおいては最も大事な要素です。一言で個人力といってもFPS、特にR6sにおいては個人に関わってくる要素がとても多く、このゲームをこれから始めようとしている人などは特に苦労すると思います。しかし要素が多い分、他のFPSとは少し異なりエイム以外の要素などで上級者と渡り合える可能性を秘めています...
その中でも重要と思われる部分をいくつか紹介していきたいと思います。

 

撃ち合い力

このゲームにおいてのその人の純粋な戦闘力です。単純な正面戦闘が起こったとき、これが強い人は相手を蹂躙でき、弱い人は蹂躙されます。この撃ち合い力に関しては様々な場面で必要になってくるのですが、後述するエイム力、判断力、反応速度など個人力で必要になってくる要素の多くが関わってきます。すなわちこの能力が高い人は個人力の中の半分以上が優れているということになります。

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撃ち合い世界最強と言われているBDSのshaiiko選手のクリップ集
この中にR6sで撃ち合いが強くなる要素すべて含まれています。

 

エイム力

R6sに関わらずすべてのFPSでその人を図る物差しとなる要素です。これがいいか悪いかで個人のなかでできることできないことの振り幅が大分変わってくる要素だと思います。先述した撃ち合いなどにおいてももちろん必要になっては来るのですが、このゲームの大きな特徴であるカメラガジェット(ドローン、ブラックアイ等)などの小さいガジェットをいかに早く壊すためにも欠かせないスキルとなってきます。経験者からすると大したことないように思えますが、相手からすると既にそのガジェットなどで情報を取り、こちらの場所を把握している場合が大半なので、壊すのが一瞬遅れるだけでも撃ち合いに行く速度が遅れて、そのプレイヤーからしたら命取りになってしまうことがあります。上級者になればなるほど情報を取った後の行動が速いので撃ち合い以外でも自分の命を守るために必要なスキルです。

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僕自身敬愛してやまないNesk選手のクリップ
エイムが本当に美しい...

 

判断力

R6sはここの要素が一番プレイヤースキルを左右すると考えています。広く言えば「立ち回り」と言われている部分です。相手が正面切って戦ってくる場合、その人にガンファイトで勝てる自信があるなら正面から、自信がないのであればそれ以外のルートまたは方法で相手を倒すことを考える必要があります。自分の力量やスキルに対して一番の最適解をどれだけ早く出せるかがこの判断力という要素です。R6sは他のFPSに比べ撃ち合い以外で考える要素が山のようにあります。それを自分の知識、経験から取捨選択しうまく相手と渡り合う必要が出てきます。この要素の使い方では撃ち合いにおいて全く歯が立たない相手においても、有利に立ち回り常に相手の考えの裏を取り撃ち合うまでもなくキルを取ることができるようになってきます。正面の撃ち合いに関しても、どこを遮蔽にして戦うか、立ったまま撃ち合うか伏せて撃ち合うか、こちらからピークするか相手からピークしてくるのを待つかなど判断の連続です。本当にR6sがうまくなりたいと思っている方はまずここを意識しながら練習すると個人力が上がっていくと思います。

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今や伝説となってしまったwokka選手の全盛期の様子。
その場の判断力、立ち回りで幾度なく野良連を救ってきた。

反応速度


何をしてもこれは早いに越したことはないです。動いている相手や急に出てきた相手に対して反応ができていないとエイムがいくらいいところで相手に瞬殺されてしまいます。またこのゲームで反応しなきゃいけないのは人だけでなくガジェットなども同義です。プラチナ帯以上になってくると、前から飛んでくるC4などを撃ち落とすのも珍しくなくなってきます。タクティクスFPSといってもFPSという枠組みからは外れてないので予測不可能な出来事もたくさんマッチ中に起こります。そのようなことに関しても対処するために必要になってくる大事なスキルです。

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NIPのMUZI選手のクリップ
エイムもきれいだけど、反応速度若すぎる...

知識


この要素に関しては他のFPSと比べると大分特殊な要素になっています。もちろん他のFPSもそれぞれで知識があり、覚えることがたくさんあるのですが、R6sはそれらの比ではありません。まずマップが縦に何階層も存在します。次に壊せる壁と壊せない壁が存在します。オペレーターも信じられないほどいます。持ってる武器がそれぞれ違います。もちろんリコイルも違います。ガジェットもみんな違います。壊せる壁は補強ができます。ここまで書いたことがこのゲームの基礎知識であり、競技シーンに行くまでには誰もが覚えておかないといけない必要最低限の事柄です。ここまでの事で既に他のFPS分は知識が必要になってくるのですが、R6sはそれに加え自分が勝つための知識、補強箇所、強いポジション、強いガジェットの使い方をPLやストリーマーなどから収集する必要が出てきます。これがあればあるほど自分の中での選択肢が増え、「判断」するときにカードとして手元に持っておけるので思考が楽になってきます。

 

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僕も愛用しているR6s matsh Vods
プロの行った大体の公式試合が見れます。

プロの上手いテクニックを自分の知識にしちゃいましょう!

 

 

 

今回はここまで
次回は連携力のお話からにさせていただきます!!